最近、iPhoneXに買い換えてみました。
賛否両論はありますが、顔認証のFace IDや高性能デュアルレンズなど、「X」の名にふさわしいiPhoneといえるんじゃないでしょうか。
ハードのデザインもかっこよくて良いと思う。(多少ギラついているのと、相変わらずカメラレンズが出っ張っているのがちょっと気になりますが。)
今後のiOSの進化にも期待です。
さて、そんなiPhoneXですが、本体の分解は多くのガジェット系メディアで取り上げられていますが、今回は外装箱に着目し分解レポートをしてみようと思います。
iPhoneXの箱。
中身を抜いてもずしっと重みを感じる重厚感、ハイエンド機にふさわしい高級感を感じます。
ふたをとる。
本来はここにHELLOカードやらAppleのロゴシールなど入っていますが、今回は開封の儀でもないのでめんどくさいので割愛しました。
では、壊していきましょう。
四隅にカッターで軽く切れ目を入れると、案外簡単に外側の堅い部分と中の成形パーツが分離できます。
前に妻が使っていたiPhone6Sの外装箱を分解したことがあるのですが、そのときよりもスムーズに分解できるような気がしました。
たしかな記憶ではないのですが、ホームセンターで売っているような分厚い強力両面テープのようなのがiPhone6Sの外装箱では使われていました。
エッジ部分を内側から見てみましょう。
中央がV字にカットされているのが分かるかと思います。
これは「Vカット(そのまんま)」っていう箱作りの工法 。エッジをシャープに仕上げたいときに使うと良いです。
見た感じ、硬質な紙を3〜4層くらい積層して、そこをVカットした感じでした。
私がiPhoneを使い始めたのはiPhone3GSからなんですが、当時から「Vカット」の外装箱ですね。
さて、次はiPhoneやイヤホンなどが格納されている成型パーツ部分を見ていきましょう。
分解するまで気づかなかったんですが、これ紙なんです!
ペーパーモールドだったんです。
ちょっと良い卵とかで使われてるパッケージあるじゃないですか。あれ的な加工により作られています。
ですが、これまで見てきたペーパーモールドのどれよりも、エッジがシャープで造形的に美しい。
今までこのパーツは樹脂製だったはずですが、iPhone7か8くらいから変わったのかな?
裏面はパッと見て「紙」ってわかりますね。
すごいなぁ。
他にも、アダプターを包むフィルムが半透明になっていたり、Appleのロゴシールの台紙が半透明になっていたりと、細かな変化もありました。
そういえば、2年ぶりにジョナサン・アイブがデザインチームを直轄することになったらしいですね。
アイブ氏、2年ぶりに製品デザインチームを直轄(iPhone Mania)
iPhoneXはスマホのひとつの最終型みたいな感じだと思うので、今後どのようなデバイスが登場するのか楽しみです。